おとぎ古書店の幻想装画【第4回】人魚姫(アンデルセン童話より)|夜汽車|PIE International

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~あらすじ~
ある海の底に人魚の王国がありました。王国では15歳になるまで海の上に行ってはいけないという決まりがありました。
15歳になった末娘の姫が海の上まで行った時、船で誕生日の宴をしている若い王子を見つけました。しかし、ひどい嵐が来て王子は船から落ちてしまいます。
人魚姫は海に沈んだ王子を抱いて修道院のある浜辺まで泳いで助けました。王子を間近で見た人魚姫は恋に落ちます。
人魚姫は王子に会うため、海底にいる魔女に人間の足にする薬をもらいましたが、代わりに人魚姫は声を失い、足には刃物が刺さるような痛みと、王子が人魚姫以外の人と結婚すると泡になって消えてしまう運命を告げられました。
薬を飲んだ人魚姫が浜辺で目を覚ますと、そこには王子がいました。人魚姫は王子と仲良く暮らすようになりましたが、王子は海で溺れた自分を助けてくれたと信じている修道院の娘が隣国の姫だと知ると、その娘との結婚を決めてしまいます。真実を伝えたくても人魚姫は声を出せません。
そこへ人魚姫の姉妹たちが現れ、自分たちの髪と引き換えに魔女からもらったという短剣を人魚姫に渡します。姉妹は人魚姫に、この短剣を王子の胸に刺せば人魚に戻れると言うのですが……。

 

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~Rough draft~
今回は既存の人魚姫のイメージに当てはまらないような雰囲気にしたくて、衣装などをアレンジして描きました。お姉さんたちは人魚らしい雰囲気にしました。王子様や魔女もこっそり隠れています。人魚姫は初めてつけペンで描いたおとぎ話ですが、その時はクラシックなムードで描きました。またクラシックな人魚姫も描きたいです。

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