おとぎ古書店の幻想装画【第12回】鶴の恩返し(日本の童話より)|夜汽車|PIE International

©️夜汽車

〜あらすじ〜
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。ある雪の降る寒い日に、おじいさんが罠にかかった鶴を助けてあげました。
その夜、おじいさんとおばあさんの家に美しい娘がやってきました。娘は雪深い中、道に迷ったので一晩泊めて欲しいと言いました。おじいさんとおばあさんは快く娘を泊めることにしました。
次の日も、その次の日も戸を開けることができない程、雪が降りました。娘はその間、おじいさんとおばあさんの身の回りの世話をしました。娘は帰る場所がないというので、おじいさんとおばあさんは娘と一緒に暮らすことにしました。二人は娘を自分たちの子どものように可愛がりました。
ある日、娘は機を織りたいので糸を買ってきて欲しいとおじいさんに頼みました。おじいさんが糸を買ってくると、娘は「機を織る間は決して部屋をのぞかないでください」と言い、機織りを始めました。数日後、娘は美しい布を織って部屋から出てきたのですが……。

 


©️夜汽車

~Rough draft~
いろいろ描きながら迷ったのですが、以前描き途中だった絵を元に鶴の姿を人間にしたり、手を羽根にしたりして、かなりアレンジした雰囲気にしてみました。娘が織ったような美しい布は「綾錦(あやにしき)」というそうで、語感も美しいなと思いました。

次回は12月14日更新予定です! 次回もお楽しみに!!