おとぎ古書店の幻想装画【第5回】桃太郎(日本の童話より)|夜汽車|PIE International


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~あらすじ~
むかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。おばあさんが洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。おばあさんはその桃を拾って家に帰りました。
おじいさんとおばあさんが桃を二つに割ると、中から元気な男の子が出てきました。二人は神様が子どもを授けてくれたのだと思い、男の子に桃太郎と名づけて大切に育てました。
すくすくと成長した桃太郎。ある日、悪い鬼が住む鬼ヶ島の噂を聞きます。桃太郎は、おばあさんが作ってくれたきび団子を持って鬼退治の旅に出ることにしました。
その道中、犬、猿、キジが仲間に加わりました。鬼ヶ島に着いた桃太郎と3匹は、鬼たちに戦いを挑んで……。

 


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~Rough draft~
桃太郎のお話は正義が悪を懲らしめるストーリーですが、今回描くにあたっては「悪があって善がある、善があって悪がある」という万有引力のような、互いが影響を与え合うような関係を絵にしたいと思い、上部に鬼、下部に桃太郎と対にして、交わる部分を作りながら描きました。また、桃太郎の桃色をアクセントにして彩色しています。

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