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音楽から現代美術まで、最近急速にクリエイティブ・カルチャーの震源地となりつつあるベルリン。その複雑な歴史も、街を活性化し続ける原動力のひとつとなっています。正確で合理的なアプローチを大切にするベルリンっ子たちですが、その信条こそが、ベルリンのアート、音楽、建築、デザインを世界的にも際立たせているのだといえるでしょう。また、生活を楽しみ、学び、より良きものを目指すことに一生懸命なのも、彼らの特徴。そのエネルギーを感じ、ベルリンのラジカルな変化に参加しようと、世界中から芸術家達が集まってきています。





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2001年に経営破綻で廃園となった遊園地の跡地。1969年開園の東ドイツ唯一の常設遊園地で、1989年のベルリンの壁崩壊以前はクルトゥアパーク・プレンターヴァルト(Kulturpark Plänterwald)の名で運営されていた。10年以上も放置されていたため、遊具やアトラクションは錆つき、朽ち果てようとしている。フェンスの綻びから侵入を試みる人も後を絶たないが、真似をするのはおすすめしない。しかし、公園所有者の娘が入口付近で小さなカフェを開き、安い料金で乗れるミニトレインを走らせている(晴天のみ)週末は、入園可能。この場所がたどった数奇な運命について知りたい人は、彼女が主催するツアーに申し込んでみよう。

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開園時間: 11:00~18:00(土・日:開園時間は季節によって異なる)
料金: ガイド付ツアー:15€、受付はオンライン予約のみ
住所: Kiehnwerderallee 1, Plänterwald,12437
電話: +49 (0)30 90 25 12 70
URL : www.berliner-spreepark.de


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細長い連窓と、うねるように波打つファサードが特徴的なシェルハウスは、ドイツ人建築家/教育者のエミール・ファーレンカンプ(1885~1966年)によって設計された。ラントヴェーア運河を見下ろすこの商業ビルは、モダニズムの精神を体現する存在だといえる。2年という異例の早さで建設が完了し、1931年に竣工。特注の窓用取手といったディテールから、換気口を歩道の下に配置し、地面からの振動を鉄鋼の構造体に伝えにくくするといった技術革新にいたるまで、あらゆる意味で画期的な建物だった。第二次世界大戦後から何度も修復を経て今日に至る。


住所: Reichpietschufer 60,Tiergarten, 10785
URL : www.shell-haus.com


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活字にまつわるカルチャーに触れたり、レトロな看板を目にすることができる、ノスタルジック好きや文字好きの人にはたまらない場所。バルバラ・デシャントとアーニャ・シュルツェの2人が個人的に収集していたコレクションを、2005年に博物館という形で公開したのが始まり。かつて電車の駅や魚屋の店先を彩っていたアクリルやメタル素材の看板を救い出して修復し、そのデザインやストーリーを後世に残すことを使命としており、コレクションからは時の重みと確かな存在感を感じることができる。個人経営の博物館のため、経営は不安定。訪問すれば、2人の取り組みを支援することにつながる

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開館時間: 13:00~17:00(木~日)
料金: 6,50€ ※ガイド付ツアー(要予約):35€(25人まで一律料金、現金払のみ)
住所: Holzmarktstraße 66, Mitte, 10179
電話番号: +49 (0)17 74 20 15 87
URL : www.buchstabenmuseum.de


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ナチス政権誕生前後のベルリンに暮らしたユダヤ人たちがたどった数奇な運命を匂わせる、屋上庭園や体育室を備えたユダヤ人女学校の校舎跡。著名なユダヤ人建築家アレクサンデル・ビーア(1873~1944年)による、1930年代に隆盛した近代校舎の先駆けとなったモダン建築だ。1942年にナチスに閉鎖された後、2009年、建物は正式にユダヤ人コミュニティに返還された。改装は最小限にとどめられ、かつて体育室と職員室だった部屋には2軒の素敵なレストランが、教室があったフロアには、世界で2番目の規模となるケネディ博物館とギャラリー4軒が入居している。建物の改装を提案したミヒャエル・フックスも、テナントとしてギャラリーを構えている。アイゲン+アート・ギャラリー(Galerie EIGEN + ART)の支部であるアイゲン+アート・ラボ(EIGEN + ART Lab)は、インスタレーションや、ベルリン以外を拠点に活動する作家の作品を中心にコレクションしている。

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開館時間: 営業時間はギャラリーにより異なる
住所: Auguststraße 11-13, Mitte, 10117
電話番号: +49 (0)30 33 00 60 70
URL : www.maedchenschule.org


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低予算旅行者向けの、ヒップなホテルという以上のおもしろさがあるスポット。楽しくてクリエイティブな一家が、ゲストハウスを、インテリアの装飾から、ドリンク・メニュー、シュナップス(蒸留酒)のビンまですべてがお手製の、アットホームな宿泊施設に変えた。巨大な猿の口が描かれた入口から居心地のよいホノルル・バーに入ると、あっというまに時間が過ぎ去り、気がつくと、シュナップスはまだまだおかわりしたいのに、朝の4時になってしまっていることも。夏には中庭でミヒェルベルガー家のパーティーが催され、身を切るような寒さの冬には、美しいロビーで、ホットワインで温まりながらライブ・ショーが観られる。キャッチフレーズが語る通り、いつでもオープンなホテルなのだ!



Photography ©Michelberger Hotel

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住所: Warschauer Straße 39/40, 10243
電話番号: +49 (0)30 29 77 85 90
URL : www.michelbergerhotel.com




グラフィティだらけのベルリンの街は、パン、本、歴史博物館、アンダーグラウンドなナイトクラブなどなど、
おもしろいモノや見どころであふれています。歩きやすい靴をはいて、街歩きを思いっきり楽しみましょう。



Maerz Musik

ベルリン発のコンテンポラリー・ミュージック・フェス、“メルツ・ムジーク”(3月の音楽)。
期間中はコンサートのみならず、インスタレーション、パフォーマンス、映像プロジェクト、談話セッションなど
様々のイベントが催されます。今日における社会と音との新しい関係性を発見できる、良い機会になることでしょう。


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会期: 2015年3月20日(金)~29日(日)
会場: Schaperstraße 2410719 Berlin
URL : https://www.berlinerfestspiele.de





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世界のシティ・ガイドCITIx60 ベルリン

Format :160×110mm
Pages :132Pages (107pages in color)
Binding :ソフトカバー
ISBN :978-4-7562-4538-0 C0070
発売元:パイインターナショナル
定価:(本体1,200円+税)



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